街をつくる。あるいは、開発する。そこにデザインという視点がなければ、街は個性や魅力や利便性や快適性を備えることはできません。“DESIGN”は意匠計画と訳されます。言いかえると“ビジョンをもった計画”です。この意味にならえば、わたしたちの手がけている開発業務はまさにデザインです。開発する商業施設やテナントは、1つひとつが仙川という街をデザインするピース。街全体を見つめ、1店1店を誘致し、開発していく。「この店舗は仙川の街のためになるか?」「どんなブランドが仙川の街を元気にするのか?」「この出店を仙川の人びとはよろこんでくださるか?」。そのことをいつも考えながら1つひとつのピースをつくっていきます。なによりも仙川のみなさまによろこんでいただけることが、わたしたちのいちばんのよろこびです。ゆえに、やみくもに店舗を誘致するような業務とは一線を画したいと思います。ときおり「仙川は街そのものがショッピングモールのようですね」といったお話しをいただきますが、これはわたしたちのグランドデザインが評価されたものと自負しています。ビジョンと計画性をもった開発が多少なりとも認められたと感じるうれしい瞬間です。仙川の街はもっと元気になります。キラキラと輝く仙川の未来像がわたしたちの仕事を通じてつくられていくことを夢見ながら、きょうもグランドデザインを描いています。